皆さん、こんにちは。群馬県利根郡を拠点に外構・エクステリア工事を手がける株式会社天照です。
門から玄関ドアまでを結ぶ玄関アプローチ。それほど長い距離ではりませんが、家の外と内をつなぐ大切なスペースです。
ただし気をつけたいのがお子さんやお年寄りへの配慮。外出あるいは帰宅の際に必ず通る場所ですので、素材によっては雨で滑りやすくなり、特に冬場の寒い季節は転倒の危険も否めません。転倒というものはなかなかにやっかいなもので、骨折の影響を長く引きずり後遺症に苦しむケースもありますし、最悪、頭を打って取り返しのつかない事態になることも。
今回は、お子さんや高齢者にも安全な玄関アプローチのノウハウをご紹介します。
■バリアフリー化は子どもにもお年寄りにも、子育て世代にもお役立ち
玄関アプローチは外出のたびに必ず通るので、お子さんやお年寄りにストレスを感じさせない場所づくりを心がけましょう。
そのための工夫の一つが、バリアフリー化。段差をなくしたりスロープにすると、出入りが楽になるだけでなく、高齢者に多いつまずき事故の防止にもつながります。ご両親と同居していなくても、ベビーカーを使う時や、老後に備えるという意味においても有効です。
また手すりを取り付ければさらに安全性が高まります。
加えて、屋根で覆って雨よけをつくれば、雨の日でも出入りがラク。屋根といっても、瓦や金属屋根のような重苦しいものではありません。カーポートなどに使われているポリカーボネート板やFRP板など、透過性の軽やかなものですので、曇天続きの冬場でもアプローチが暗くなることはありません。
もう一つ気をつけておきたいことが、水はけ。玄関アプローチの水はけが悪いと、雨天時に水たまりができて足をとらせてしまいます。また湿気はカビや苔を招きますので、美観だけでなく衛生的にもよくありません。ゆるい勾配をつけたり、透水性の高い素材を使いましょう。
■滑りにくく、見た目も良いアプローチの素材とは?
安全な玄関アプローチのためには、雨が降ったり寒い日に凍結した場合に備えて、滑りにくい素材を選びたいものです。お子さんやお年を召されたご両親が心配という方は、アプローチの素材を見直すことを強くおすすめします。
一般的に使われるのがタイルです。原料は粘土で釉薬や顔料などを加えて焼き固め、非常に高い耐摩性をもっています。形状や色・大きさ、デザインも多彩で、最近では濡れても滑りにくい機能性タイルも登場しています。
レンガも人気の高い素材です。温かみを感じさせる質感で緑との相性もよく、やわらかい雰囲気を添えます。並べ方をアレンジすることで表情を変えることができます。
石は昔から日本でエクステリアに使われてきた素材で、石張りにすると高級感ある雰囲気を醸し出すことができます。一口に石と言ってもさまざまな産地があり、硬度や水分の吸収度など特性が異なるので、表情のみならず機能性とあわせて選びましょう。
和と言えば「洗い出し」も昔から使われている代表的なアプローチの素材。表面に砂利の凹凸を浮き出させたもので、歩く際に足裏に引っかかりができることで滑り止めの役目を果たします。
ほかにはメンテナンスフリーの人工芝もふかふかとして良いでしょう。安全性とともに、歩くのが楽しくなるようなアプローチをつくってみるのもいいですね。
■子どもにもお年寄りにもやさしい玄関アプローチは、天照にお任せを!
さらにフェンスを設ければ、お子さんが玄関まわりでボール遊びなどをしていても、道路への飛び出しの予防にもなります。
また最近では、人の存在に反応して自動的に点灯する人感センサーライトも人気。フットライトとしてアプローチに付けたり、玄関ドア付近の外壁に設ければ、夜、暗いなか出入りしても、転倒の心配が減らせます。
天照は、玄関アプローチやカーポートやテラス、ブロック・フェンスの設置をはじめ、エクステリア工事において幅広い実績を積み上げてまいりました。地元の気候風土を知り抜いており、お客さまに寄り添うご提案が可能です。玄関アプローチなどエクステリアで気になることがございましたら、お気軽にご相談くださいね。