軽井沢の冬ってどれくらい寒いの?別荘で快適な冬を過ごすためのポイントをご紹介

夏涼しくて過ごしやすい、という理由で避暑地として根強い人気を誇る軽井沢ですが、冬もまた風情があって、素敵なものです。

雪化粧をまとった山脈は、息を呑むような美しさ。夏に比べて観光客も少なく、ゆったりとした時間を味わえます。ウィンタースポーツを楽しめるスポットも多く、冬の軽井沢は見どころが満載です。


一方で、軽井沢に別荘を建てられた方から聞くのが、「こんなに冬が寒いとは思わなかった」ということ。せっかくまとまった休暇をとったのに、適切な備えをせずに冬を過ごそうとして、失敗した……というのがその理由。


ただし、きちんと軽井沢の気候を把握し、必要な準備を整えておけば大丈夫。

今回は冬の別荘暮らしを満喫するためのポイントをご紹介いたします。




■軽井沢はなぜ寒い?



軽井沢の標高は、およそ950m~1200m。東京・丸の内の皇居の標高が12mということを考えると、いかに高い場所にあるかがわかります。


またひと口に軽井沢といっても、エリアによって特徴はさまざま。

たとえば浅間山のほうの旧軽井沢や千ヶ滝北などは特に標高が高く、夏は涼しいものの、湿気が高く天候も変わりやすい傾向が。

浅間山から遠い南軽井沢や追分は標高が低く、軽井沢のなかでも比較的暖かく、天候も安定しています。


このようにエリアによってばらつきはありますが、軽井沢では例年11月くらいから積雪が記録され、最高気温が0度以下を記録する日もあります。

そして12月から2月は平均気温がマイナス3℃。最低気温はマイナス8℃、そして時にはマイナス15℃を観測することもあるのです。




■冬の軽井沢は東京などとはくらべものにならないくらい寒い?!



対して東京などでは、12月から2月の平均気温がマイナスになることは、まずありません。

東京から新幹線で1時間ほどの距離ですが、軽井沢の冬はほとんど北海道の札幌並みなのです。実際に、札幌よりも寒い……とおっしゃる方も。


夏が終わるのも早く、お盆明けには涼しくなりはじめて秋の気配に。10月に入ると暖房機器なしには過ごせません。そして冷え込みはどんどん厳しくなり雪も降って、3月ごろまで寒さが続きます。

つまり軽井沢では、1年のほぼ半分が冬のようなもの。


ただし寒いからといって冬に軽井沢に足を向けないのはナンセンスです。むしろ軽井沢の魅力を知り尽くしているベテランたちは、冬を楽しみにしています。

別荘を建てた以上はオールシーズン楽しみたいですし、別荘の状態を良好に保つためにも半年放置するのはおすすめできません。




■寒さが厳しい軽井沢の冬では雪国に準じた備えを!



では、具体的に軽井沢の別荘で冬を過ごすためには、どのような備えをしておけばよいのでしょう?

基本的には雪国に準じた備えをしておけば、間違いはありません。

大雪が降ることはまれですがお天気は良くても木々が多く日陰になりやすい場所は凍結しやすく雪も残るので、長靴やスコップなどの雪国グッズは必需品。


また、愛車の寒さ対策も必須です。フロントガラスが凍り、すぐに車を出すことができないので、あらかじめエンジンをかけて温めておかなければなりません。

雪が降っていなくとも、霧がよく出るので、愛車を野ざらしにしておくと経年劣化を早めてしまいます。

したがって軽井沢ライフの大切な「足」となる車をガードするためには、カーポートかガレージを設置するとよいでしょう。

カーポートのほうがコストは安価ですが、ガレージは風雨や雪、霧などから愛車を守れる効果が格段に異なります。




■暖房はエアコンだけでは不十分!プラスアルファでリフォームも!


では、別荘の中の寒さはどのように対処すればよいでしょう?

一般的な暖房機器としてまず思い浮かぶのが、エアコン。

エアコンは立ち上がりが早く、直接熱源に触れないため、火事や火傷の危険がないのが魅力です。


ただし冬の軽井沢ではエアコンだけでは不十分。暖気は軽く天井のほうに昇っていく性質をもっていますが、ただでさえ高い位置に取り付けられているエアコンが温めるのは部屋の天井部分。エアコンの温風は、壁や天井、床そのものや足元を温めるのは苦手です。したがって、どれほどエアコンを稼働させても、ちっとも暖かくならない……と感じてしまうのです。


そこでおすすめなのが、FFファンヒーター床暖房薪ストーブの増設

FFファンヒーターはパワフルで導入費用が安価なのもうれしいところ。軽井沢ではスタンダードな暖房器具です。

床暖房は床全体をじんわりと温めてくれて、自然対流効果により部屋の温度を快適にしてくれます。エアコンと異なり空気の移動もないので、ホコリが舞い上がることがありません。


せっかく街中を離れた軽井沢にいるのなら、薪ストーブという手も。

薪ストーブは暖炉と異なりガラス扉を閉めて内部に炎を閉じこめます。

薪ストーブそのものが蓄熱し、そこから輻射熱が発生、建物の壁や天井、床そのものを温めてくれるという仕組み。遠赤外線効果で、日だまりに身を置いているようなやわらかい温もりに包まれるのも特徴です。

使用頻度にもよりますが1年に1回煙突の手入れをきちんとすれば大丈夫。お子さんがうっかり触って火傷が心配……という方は、セーフティガードを取り付けると安心ですよ。


冬の日に炎を眺めながら過ごすのは、至福の時間。熾火でコーヒーを焙煎したりピザを焼くこともできますし、ストーブの上に鋳物鍋を置いてコトコト煮込んだスープも絶品です。

万が一インフラが止まっても、薪さえあれば火をおこせるので、地震時の採暖目的で薪ストーブを取り入れる方も多くいらっしゃいます。




■軽井沢で最高の時間を過ごす!メンテナンスは天照にお任せください


エクステリアのエキスパート・天照が拠点を置く群馬県利根郡は、軽井沢と似た気候。軽井沢での施工実績にも定評があり、四季を快適に過ごせるご提案が可能です。

ウッドデッキ、テラス、お庭のメンテナンスなどエクステリアだけでなく、暖房設備のリフォームも承っておりますので、冬の備えをする上で、複数の業者に依頼する必要がありません。


施工費用が高額と言われる地元の業者とは異なり、適正価格でお客さまのご要望にしっかりお応えします。(https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/137981)どうぞお気軽にご相談くださいね。