別荘のメンテナンスは済んだ?周辺環境を把握し、適切なメンテナンスの必要性とおすすめの対策のご紹介

もともと軽井沢に別荘を所有されていたり、ワーケーションや2拠点居住のためにセカンドハウスを建てた方からよく聞くのが、メンテナンスに関するお悩みです。

前回の訪問から時間が経ってしまい想像以上に荒れ果てた状況になっていてびっくりした、あるいは虫害に悩まされてせっかくの軽井沢なのに行く気が起きないなど、別荘のメンテナンスを怠ってしまうとさまざまなトラブルが。


今回は軽井沢の別荘のメンテナンスのポイントと、状態を良く保つための対策について、ご紹介します。




■別荘はなぜ定期メンテナンスが必要なのか



スケジュールをやりくりしてようやく別荘に行ったのに知らない間にトラブルが起きていて、その対処に追われて休暇が台無し……ということが多々あります。

よくあるのが、湿気によるウッドデッキのカビや腐食。せっかく家族でBBQを楽しみにしていたのに、とてもウッドデッキが使える状況ではなく、大人も子どももガッカリ。家族の思い出をつくるどころか、嫌な記憶として残ってしまいかねません。(https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/144980


別荘はふだん使用しないため、修理が必要な箇所があっても気づかず、放置して状況が悪化してしまう可能性をはらんでいます。


注意すべき点は別荘の環境やエリアによってさまざまですが、軽井沢なら落葉などの植物や紫外線の影響、湿気、カビ・苔の繁殖、獣害・虫害のリスクがあります。




■軽井沢で考えられるのはどんなトラブル?



軽井沢を特別な場所にしてくれているのが、美しい自然。しかし植物は時として、家屋にとって害をなす存在になります。

例えば落ち葉。雨樋にたまれば詰まりを起こして排水を妨げ、水のトラブルを招いてしまいます。

また以前にもご紹介したように、ウッドデッキに落ち葉が積もったままだとそこから傷んでカビや害虫が繁殖する原因にも。


そして標高が高いほど紫外線量が多くなることにも要注意。紫外線はウッドデッキや、外壁・屋根を劣化させます。外壁・屋根は塗料によって紫外線から守られていますが、それも経年で劣化します。保護能力が落ちると、目には見えないような細かなヒビから雨水が浸入し、家を支える構造を腐食させかねません。最悪、大掛かりなリフォームが必要となってしまうのです。


湿気も建物の大敵です。ウッドデッキのように地面から上がってくる湿気だけでなく、建物内部も適切に換気をしないと湿気がこもってしまいます。特に近年建てられた別荘は、国の基準にのっとって気密性が高いので、不在時の通風を考えるとデメリットに。性能の高さが別荘地では裏目に出てしまうのです。




■メンテナンスはどれくらいの頻度でしておけばよい?



一般的に定期的な換気やそうじ、建物内外のチェックは1年に数回程度が推奨されます。

屋根・外壁・ウッドデッキなどエクステリアの点検も、毎年1回はしておくと安心です。


屋根・外壁はどれほど元の施工状況が良くとも、紫外線で表面塗装が必ず劣化するので、素材や塗料の種類にもよりますが、5〜10年に1回は塗り替えが必要です。

屋根・外壁の塗り替えは別荘地に限らず、街中のお住まいでも同じこと。ただし別荘地では街中とは環境が異なるので、より早い時期にメンテナンスが必要になることは心得ておきましょう。


お庭も芝や草花、樹々を植えているのなら、1年に1回は剪定(せんてい)を含めメンテナンスをしておきたいものです。トラブルを未然に防ぐだけでなく、美観をキープする上でも大切です。

軽井沢近郊の信頼できるエクステリア業者に依頼できると、毎年お庭の状態を把握した上で、状況に応じた最適な提案をしてくれるだけでなく、雨樋やウッドデッキなどの状態も含めてトータルでチェック・補修してくれますよ。


■とはいえ、軽井沢までお手入れのために来るのも大変!できるだけ手間をかけないポイントとは?


お手入れをこまめにしたいけれども、そうじや換気のためだけに頻繁に軽井沢に行けなくて……という方は、使う素材から見直しを。


ウッドデッキの記事でご紹介したように、メンテナンスがラクなハードウッドや人工木など、耐候性の高い材料を使うのも一つの手です。


お庭やアプローチは、落ち葉の手入れの手間が格段に減る常緑樹がおすすめ。ただし常緑樹もまったく落葉しないわけではないことは知っておきましょう。

また軽井沢のような涼しい土地と相性の良くない樹種もあるので、気候風土を知り抜いたエクステリア業者によく相談すると間違いがありません。


ちなみに室内に関しては、おそうじラクで換気がしやすい間取りづくりがポイントです。細切れの間取りにすると小さな場所に湿気がこもりやすいので、できるだけオープンに。

キッチンや浴室・洗面所など水まわりは、カビ対策のため、タイルやステンレス、機能性クロスなどを積極的に使うと良いですね。




■こんな設備や工夫を取り入れれば、さらにお手入れラクに!



さらに湿気や虫を防ぐために、設備の力を借りましょう。

湿気対策には、連続排水できる除湿機やルームドライヤーを。窓も結露しないように、断熱性・気密性にすぐれたタイプを選ぶとよいでしょう


手間のかからないちょっとした工夫も有効です。

イヤな虫対策には、侵入経路を塞ぐのがいちばん。網戸は隙間を防ぐテープで処理し、排水口は専用のフタをしておくと安心です。


庭の雑草対策として防草シートを敷く手もありますが、DIYでやるとどうしても精度が落ち、結果として雑草が出てきてしまいますので、こちらはエクステリアのプロに依頼すると間違いがないでしょう。




■軽井沢で最高の時間を過ごす!メンテナンスは天照にお任せください


いつ別荘を訪れても、大切な人や家族と豊かな時間を過ごしたい……そのためには、定期的なメンテナンスやトラブルを防ぐ備えをしておくことが重要です。


天照は軽井沢での施工実績には定評があり、設計から施工まで一貫対応。とかく高いと言われる地元の業者とは異なり、適正価格でお客さまのご要望にしっかりお応えします。(https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/137981


豊富な経験をもとに、軽井沢特有の環境にふさわしいエクステリアを柔軟にご提案。

エクステリアの新築工事やリフォームにはじまり、ウッドデッキ、テラス、お庭のメンテナンスなど幅広く対応しています。どうぞお気軽にご相談くださいね。