二拠点居住や別荘地として根強い人気を誇る軽井沢。ふだんは便利な都心に住んで、気分転換に軽井沢でリラックスしたり、ワーケーションをしたり……という方が増えています。
暑さと喧騒から逃れて、涼しい軽井沢でひと夏をゆっくり過ごすのも素敵ですよね。
ただし、いざ久しぶりに訪れてみたところ、ウッドデッキが腐食していた、とお困りの方も多くいらっしゃいます。
この原因は軽井沢特有の湿度の高さにあります。
今回は軽井沢ライフにおけるウッドデッキの湿気対策をご紹介します。
■ウッドデッキは湿気に弱い! 久しぶりに訪れたら腐っているということも?
セカンドハウスや別荘は、ゆったりとした時間を楽しむべき場所。したがって庭には必ずウッドデッキを設置したいものです。
ただし気をつけなければいけないのが、軽井沢の湿気。自然豊かな環境だけに樹々が多く、湿気が高いのが特徴です。
ウッドデッキは定期的なメンテナンスが欠かせませんが、セカンドハウスや別荘のように、前回の訪問から時間が経ってしまうと、その間に湿気にやられてしまうことが多々あります。
せっかくぜいたくな時間を満喫しにきたのにウッドデッキがボロボロになっていたら、台無しですよね。
■こんな症状が出てきたらSOS! メンテナンスが必要に
ウッドデッキは常に外にさらされているだけに、紫外線や雨水の影響を受けて経年で劣化してしまいます。
メンテナンスの頻度は、使われている素材や塗装の種類によって異なりますが、基本的に木材はタイルなど他の素材よりも劣化が早い傾向があります。
天然木は、毎年1度プロによるメンテナンスやチェックができればベストですが、手を打たないとおおよそ5年前後でリフォームが必要になります。
また人工木のような長持ちする材でも10年程度で修理や交換したほうがよいと言われています。
ウッドデッキの劣化状態をチェックするポイントはいくつかあります。
まずは退色(色褪せ)や塗膜の剥がれがないかどうか。またコケやカビにも要注意。湿気の影響を受けて内部が腐食している可能性もあります。
ウッドデッキの板材が腐食すると、うっかり踏み外して大怪我の原因にもなってしまいます。また基礎部分がやられてしまうと、デッキそのものを支えきれないという大変危険な状況を招きかねません。
■ウッドデッキの湿気対策に有効な方法とは?
湿気対策としては、定期的な塗装のやりかえが確実です。DIYでもできないことはありませんが、すでに内部で腐食が始まっていたり、キズがついていると、塗装をしても効果を得られないので、プロに依頼をして塗装とともに現状をチェックしてもらうと良いでしょう。
また気がついたら、ホースで水をまきデッキ用ブラシで表面の泥やゴミを除去することもお忘れなく。
床下に関しても対策が必要です。湿気は地面から上がってくるので、ウッドデッキの下をコンクリートなどで舗装していないと、土中の水分の影響をダイレクトに受けてしまいます。
床下は雑草対策も兼ねてコンクリート打ちにするのがベストですが、予算的に難しいようなら砂利や砕石を敷くのも一つの手。空気層ができることにより、湿気をやわらげることができます。
またコンクリートを打っても雨水が溜まらないように、水が流れる勾配をつけることもポイント。プロならばこうした点も、ぬかりなく施工してくれます。
■使用する木材は用途・予算に適したものを選ぶ!
ウッドデッキに使用する木材は、大別して天然木と人工木の2種類があります。
以前にもご紹介していますが(https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/138989)、天然木は丸太から切り出した板材のこと。
お手入れは必要ですが、自然な風合いを楽しむことができ、定期的にメンテナンスをすることで経年変化でオンリーワンのぬくもりを演出することができます。
天然木を使うのなら、湿気に強いハードウッドを使うと良いでしょう。安定性のある樹種として、イペやセランガンバツは定評があります。
ただし多少価格が高い傾向があるので、基礎部分の木材だけ樹種を変えるという手も。サイプレスやイタウバを使えばコストダウンになりますよ。
樹脂を固めた人工木は雨や紫外線に強く、ささくれも起きないメリットがありますが、暑い時期は熱を帯びやすかったり、雨に濡れると滑りやすくなるという傾向も。こうしたデメリットが改善されたグレードの高いタイプも登場しています。
■プラスアルファの工夫でウッドデッキを湿気から守る!
ウッドデッキを湿気から守るためには、ウッドデッキそのものの劣化を防ぐことも大切です。パーゴラや庇(ひさし)などを取り付けて、紫外線からウッドデッキを守るのも一つの手です。けれども立地によっては、パーゴラや庇をつけると影になって、よけい湿気が溜まるのでは……とご心配されるかもしれません。
その場合は、FRP(繊維強化プラスチック)など透明感がありながら紫外線を防いでくれる素材を使う方法も。程よく日差しを遮る効果がある上、おしゃれなルーバータイプもおすすめです。
せっかくなら、ウッドデッキ周辺の植栽計画も見直してみると良いでしょう。
ウッドデッキに木陰が落ちるような場所にメインツリーがあると、雰囲気としては素敵ですが、落葉時に不在が続くと、落ち葉がウッドデッキに堆積してカビや湿気、害虫発生の原因にも。
長期間不在にするような過ごし方をするのなら、こうした植栽計画まで目を配っておくと安心です。
■軽井沢のウッドデッキのメンテナンス・施工なら天照にお任せください!
エクステリアのプロである天照は群馬県北部を拠点としていますが、軽井沢は100kmほどの距離なので施工エリアの圏内にあたります。お困りごとがあれば、すぐに駆けつけられます!
軽井沢での施工実績も多く、地元業者よりも良心的な価格で的確なアドバイスと施工をいたします。
ちなみに以前のブログでもご紹介しましたが(https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/137981)、軽井沢は町で7月下旬から8月いっぱいまでを工事自粛期間と定めており、この期間中は工事ができません。
ただしご相談は受け付けておりますので、ウッドデッキのことが心配という方は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。
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