外で過ごしやすい季節はウッドデッキで、気持ちよい時間を味わいたい。
こんな風にお考えの方は多くいらっしゃることかと思います。
ただ実際に検討してインターネットでウッドデッキについて検索してみたら、「後悔した」「やめればよかった」という声を見ることがあります。
しかしそんな失敗をしないためのコツをおさえれば大丈夫。
ウッドデッキは、洗濯物の外干しやアウトドアリビング、お子様やペットの遊び場など、さまざまな使い道があり、暮らしを豊かにしてくれます。
今回はウッドデッキの設置で後悔しないためのポイントを紹介します。
■ウッドデッキを後悔する理由として多いのは?
・メンテナンスが大変!
ウッドデッキをつくって後悔した……という理由でもっとも大きいのは、メンテナンスが大変、ということ。
ウッドデッキの素材は「天然木」と「人工木」に大別されます。
天然木は丸太から切り出した無垢の板を意味します。
一方、人工木は樹脂などを固めて木のテクスチュアを施したもの。
天然木は経年変化を味わえますが、湿気や紫外線の影響を受けやすいので、1年ごとの塗装が必要になります。
したがって、それだけメンテナンス費用もかかる、ということ。
メンテナンスを怠ると腐食してしまいます。
こうした腐食に足を取られては、ケガの原因ともなりかねません。
※こちらの記事もあわせてご覧ください。
ウッドデッキの腐食が心配?軽井沢ではウッドデッキの湿気対策がポイント!
https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/144980
・広くしすぎてかえって不便に
もう一つは、ウッドデッキのサイズを広くしすぎたということ。
広々と伸びやかに過ごしたい、とウッドデッキを目一杯大きくつくってみたところまではよかったものの、使い始めたら掃除が大変、というお悩みもよく聞きます。
またデッキ下をコンクリートで固めずに土のままにしたため、雑草のお手入れが大変、という声もあります。
さらにウッドデッキを広くしたために、庭が圧迫されたり、動線が悪くなってしまった、というケースも。庭もウッドデッキも使い勝手が悪くなり、こんなことならつくらなければよかった……と後悔する方もいらっしゃいます。
ちなみにウッドデッキは奥行きが2m以内なら、建築面積に算入されません。奥行きが2mを超えると、超えた分の面積が建築面積にカウントされます。
リフォームで後付けでウッドデッキをつくる場合、そのエリアで決められている建ぺい率をオーバーしないように注意しましょう。
■後悔しないために、ウッドデッキの1番の使用目的をまず明確に!
ウッドデッキの設置で後悔しないコツには、設置の「目的」を明確にすることです。
どのようなシチュエーションで使うのか、また奥行きはどの程度設けるのか、外からの視線が気にならないかなど、具体的なイメージをもってエクステリアの専門家に相談することをおすすめします。
・お子さんの遊び場として
たとえば、お子さんやペットの遊び場にしたいのに、ウッドデッキに出るのが面倒な動線では、宝の持ち腐れ。
また室内からウッドデッキに目が届かないと、どんな風にお子さんが過ごしているのか心配ですよね。
不安が高じて、ウッドデッキで遊ぶのを禁じることに……ともなりかねません。
夏場のプール遊びでは、年齢が上がるにつれプールのサイズも大きくなるので、先のことも見据えてウッドデッキの奥行きや幅を決定するとよいでしょう。
水遊びをするのなら、ウッドデッキの近くに水栓を設ける必要もあります。
プールに水を溜めるたびに窓を開けっ放しにして、風呂場からホースを引いて……というのも大変ですよね。
・BBQやブランチなどレジャー用のスペースとして
ブランチやコーヒー、BBQを楽しみたくても、キッチンからの動線が長いと、結局ウッドデッキに出るのがおっくうになってしまいます。
またコンロやテーブル・チェアなどを置けるスペースは必須。
こうしたものを毎回室内の収納から出してくるのも大変なので、BBQを積極的に楽しみたいのなら、半屋外の収納スペースを設けることをおすすめします。
・洗濯物を干すスペースとして
お日様で干す洗濯物の心地よさは、格別です。
太陽の香りを宿すだけでなく、除菌効果・消臭効果があり、さらに電気代いらずで経済的です。
特にジーンズなどは、室内干しよりも外干しでバリバリに乾くほうがかえって気持ちよいものですよね。
ただし外干しもデッキが狭くては、家事効率が悪くなってしまいます。
また家族の人数に比例して、サイズも大きくしなければなりません。
そして乾かす前の洗濯物は濡れてずっしりと重いので、ウッドデッキまでラクに運べる動線計画が必要です。
せっかくウッドデッキで外干しをするのなら、布団やシーツなどの大物も干せると理想的。
また、洋服も広げて干すことで、シミが残っていないか、ボタンが取れていないかなど、コンディションのチェックも役立ちます。
■ウッドデッキで失敗しないための素材や施工
使用目的がはっきりしたら、あらためて素材を検討しましょう。
選択肢として、天然木と人工木があることは前に述べました。
人工木はノーメンテナンスというわけにはいきませんが、耐久性が高く、はるかにお手入れがラク。最近は技術が向上して、質感も天然木と区別がつかないほど精巧になっています。
さらにウッドデッキを効果的に保護するのなら、屋根やターフを取り付けるとよいでしょう。リフォームによる後付けも可能です。
ウッドデッキの保護効果だけでなく、強い紫外線や日差しを遮ってくれるので、ウッドデッキで過ごしやすくなるメリットもあります。
ちなみにデッキ下の雑草対策としては、コンクリートで固めることが有効ですが、下から上ってくる湿気を防ぐ効果もありますよ。
※こちらの記事もあわせてご覧ください
ウッドデッキは屋根付きがオススメ?後付けのメリット・デメリットや費用についてもご紹介
https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/160856
■プライバシーの確保も忘れずに
理想的なウッドデッキづくりまで、もう一歩……というところまで近づきました。
最後に肝心なのは、ウッドデッキを取り巻く環境づくり。
たとえばせっかくウッドデッキを設置してさまざまなアクティビティを楽しんでいるのに、ご近所や外から丸見えでは使いづらくなってしまいますよね。
人目が気になってウッドデッキを使わなくなってしまった……という声が多いのも事実です。
ウッドデッキの高さや幅、敷地の状況によって見える程度は変わってきますので、プライバシーも考慮しましょう。
目隠しも、板塀、フェンス、生垣などさまざまな素材やデザインがあるので、外観デザイン・庭との調和を考えて選ぶとよいでしょう。
■後悔しないウッドデッキづくりは、信頼できるエクステリアのプロに依頼すること!
ウッドデッキの設置で迷っているのなら、天照にご相談ください!
ウッドデッキを設置したいけれども、後悔しないか心配……という方は、群馬県みなかみ町に拠点を置く天照にご相談ください。
ウッドデッキは欲しいけれども、どのようなシチュエーションで使うか細かく想像しにくい、という場合でも、ていねいにヒアリングをしてご要望を具体化し、ご予算にあわせて最適な提案をいたします。
また天照が拠点とするみなかみ町は軽井沢に近く、夏涼しく冬が厳しい気候も同じです。したがって豊富な実績を活かして、軽井沢の四季に合った美観とメンテナンス性を兼ね備えたエクステリアの提案を得意としています。
軽井沢での施工実績にも定評があり、設計から施工まで一貫対応。
金額が高いと言われる地元の業者とは異なり、適正価格でお客さまのご要望にしっかりお応えします。
エクステリアはもちろんのこと、別荘のリフォームや新築、お庭のメンテナンスなど幅広く対応していますので、どうぞお気軽にご相談くださいね。