冬が来る前に軽井沢の別荘の外構まわりでやっておくべき対策とは?

New

厳しかった夏がようやく落ち着いてホッとひと息ついているところかもしれませんが、東京と異なり、軽井沢は秋は短く、あっという間に冬がやってきます。

例年ですと10月頃から暖房器具を使い始め、エリアによっては11月から積雪が始まるという具合。


したがって冬に軽井沢の別荘やセカンドハウスで快適に過ごすために手を打っておくのなら、今がまたとないチャンスです。

今回は冬が来る前にやっておきたい軽井沢のエクステリアのケアを紹介します。




■軽井沢の冬で気を付けるべきこととは?


軽井沢の積雪シーズンは、おおよそ11月下旬に始まり4月までという長期間。

半年までとは言いませんが5カ月近くは雪と付き合わなければなりません。


冬ならではのお悩みも多く、その一つが路面凍結です。

特に軽井沢は自然が多い地域で湿気が高いので、木陰になっているような場所では、早朝・深夜のみならず、日中でも路面や庭先が凍結することもあります。


▼軽井沢の寒さについては、こちらの記事もチェック!

軽井沢の冬ってどれくらい寒いの?別荘で快適な冬を過ごすためのポイントをご紹介

https://www.tensho-co-ltd.com/blog/reform/147064




■雪が降ると外構まわりのココに注意!



では具体的にエクステリアで注意すべき点を見ていきましょう。



・カーポートの雪対策


ひと口に軽井沢といっても広大で、エリアによって積雪量が異なりますが、軽井沢では雪が降ることを前提とした「耐雪カーポート」はマスト。

雪の傾向としては、毎日降り積もるというよりも、数日間降ってその後晴れるというパターンが多いのですが、それでも数日間積もる雪というのはあなどれません。

また最近では気候変動の影響を受けたドカ雪も増えているので、青空駐車は論外です。


注意したいのはカタログに表示されているのは「新雪」の数値ということ。

降り積もったばかりの「新雪」と、一度融けてふたたび凍った雪では、重さが2倍以上違います。

軽井沢は降雪と雪解けが繰り返されるので、どのくらいの雪に耐えられるカーポートを選ぶべきか、地元の気候風土に詳しいエクステリア業者に相談すると安心です。


▼耐雪カーポートについては、こちらの記事もチェック!

軽井沢では必須?耐雪カーポートを設置するためのポイントのご紹介

https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/151705


ちなみに雪の「重さ」対策をしておくべきは、カーポートだけではありません。

門扉まわりやフェンスも、密度が高く重い雪が積もったら、破損のリスクがあります。

フェンスや門扉はカーポートと異なり雪を防ぐ屋根はついていませんので、積雪の重みに耐えられるように、しっかりと基礎を固定しておくことが大切です。



・路面の凍結をあなどるなかれ


積雪量がさほどひどくなくても、一度雪が降ると凍結して根雪になってしまうので、こまめな除雪がオススメです。

もちろんせっかく軽井沢でゆっくり過ごしに来たのだから除雪の肉体労働で時間を取られたくない……とお考えの方もいらっしゃることでしょう。

そんな場合は、エクステリアの工夫で対策することをオススメします。


まず路面凍結といえば、アプローチ。

凍結防止剤を撒いたり、除雪後に融雪剤を散布したりするとよいでしょう。


段差や階段も注意したいところ。

滑り止めマットを敷いたり、融雪剤を散布したりすると効果的です。


またコンクリート部分に水がたまってしまうと凍結を招いてしまいます。水たまりができないように勾配をつけておくと、積雪時だけでなく大雨の時にも役立ちますよ。




■アプローチ部分の対策としては、ロードヒーティングの導入も!


アプローチにロードヒーティングを導入するのも、凍結やスリップ対策として有効です。


ロードヒーティングとは、地面の下に電熱線や温水配管を設置して、内側から温めることによって雪を溶かす設備のこと。

寒冷地や豪雪地帯の駐車場・公共施設などに設置されていますが、もちろん個人邸で敷地内に導入してもOK。


ロードヒーティングには、電気ヒーター線を熱源とするタイプと、専用のボイラーで温めた不凍液を地中の温水パイプに循環させるタイプがあります。


電気式は20〜30㎡くらいのエリアが有効で、一方、あまり広い敷地には向いていません。

温水式は広い面積に向いており、逆に小さなスペースですとコストが割高になってしまいます。


ロードヒーティングは便利ですが、導入費用がかかること、維持費で電気代がかかることは頭に入れておきましょう。




■玄関周り以外にも注意しておきたいエクステリアのポイント


凍結対策というと、玄関や駐車場まわりを思い浮かべがちですが、うっかり見落としていて命取りになりかねないというものもあります。



・水道管や立水栓への配慮もお忘れなく!


水道管はエクステリアというよりもほぼインフラですが、水道管が凍結してしまっては、せっかくの軽井沢暮らしが台無しになってしまいます。


また庭や外構で使われる立水栓は、水道管内の水が凍結によって膨張し、水道管を破裂させるリスクがあります。


軽井沢では比較的凍結に強い素材が水道管に使われていますが、断熱材を巻いておくと安心です。

立水栓は、積雪地対応品でなければ買い替えておくと安心です。




■軽井沢の外構工事は経験豊富な天照にお任せ下さい!



軽井沢の冬は厳しく、温もりを求めた動物が天井裏に入り込み、巣をつくってしまうこともあります。

天井にシミを発見して雨漏りかと思ったら、ハクビシンの糞尿だったという悲惨なケースも。小さな頭が入る場所からなら侵入でき、壁の内部にある断熱材もボロボロにしてしまうので、家全体がダメージを受けることになってしまいます。


このほか、夏から冬にかけて不在の期間が続いているあいだにキツツキが入り込み、天井材や梁・柱などが食い荒らすかのようにつつかれていた、という話もあります。


こうした害獣は、傷んだ屋根や外壁から侵入することが大半です。

屋根や外壁が傷むのは、雨や軽井沢特有の湿気、紫外線が原因なので、軒の出を深く出しておくと効果的です。

また深い軒は、積雪シーズンの雪庇の発生も防ぐ効果もありますよ。


天照が拠点とするみなかみ町は軽井沢に近く、夏涼しく冬が厳しい気候も同じです。したがって豊富な実績を活かして、軽井沢の四季に合った美観とメンテナンス性を兼ね備えたエクステリアの提案を得意としています。


軽井沢での施工実績にも定評があり、設計から施工まで一貫対応。

金額が高いと言われる地元の業者とは異なり、適正価格でお客さまのご要望にしっかりお応えします。


特に別荘やセカンドハウスは家を空けている期間が長いと、気付かぬうちにダメージが進行している可能性もあります。

すぐに対策を講じられる凍結やスリップ、積雪以外にも、外壁・屋根のメンテナンスなども気を配っておくと安心です。


天照ではエクステリアはもちろんのこと、別荘のリフォームや新築、お庭のメンテナンスなど幅広く対応していますので、どうぞお気軽にご相談くださいね。



▼天照の施工事例はこちら

https://www.tensho-co-ltd.com/works