軽井沢は空き巣に狙われやすい?防犯対策を兼ね備えたエクステリアのポイントを解説!

お金持ちが集う避暑地としても知られている軽井沢。

戸建てに住んでいたりセカンドハウスをもっていたりすると、空き巣に狙われるのでは……と心配になりますよね。


今回は軽井沢の防犯事情や、防犯対策を兼ね備えたエクステリアのポイントを紹介します。




■軽井沢の別荘地は狙われやすい?



2023年のデータによると、軽井沢警察署管内における侵入窃盗認知件数は42件。

前年比24.3%減で、そこまで治安は悪くなく、空き巣の件数自体は減少傾向にあります。


ただし、ゴールデンウィークや夏季に訪れる観光客は、1日あたりなんと10~20万人。

年間にして約860万人もの観光・避暑客がやってきます。

さらにアウトレットストア目当てで、四季を問わず、買い物を兼ねた観光客が訪れるようになりました。


治安は悪くないといえども、これだけ観光客の出入りが多いとちょっと心配になりますよね。

特に冬は寒さや雪のために、長期不在になりがち。

言い替えてみれば、窃盗犯にとっては仕事がしやすくなるので、空き巣のリスクも高くなりがちです。




■侵入窃盗者が侵入を諦めるまでの時間とは?


空き巣を防ぐポイントとなるのが、エクステリア。

侵入しにくい外構づくりが、防犯の鍵となります。


要塞のようなガチガチに強固なエクステリアにすればいい、というわけではありません。

飛び越えられるような高さでも、門扉があるだけで侵入者にとっては心理的なバリアになるのです。


というのも、侵入窃盗者が侵入を諦めるまでの時間は、わずか5分。

財団法人・都市防犯研究センターの調査によると、侵入窃盗被疑者68.5%が5分以内に侵入を諦めています。


そして5〜10分以内に諦める割合が22.9%。

10分以上粘る侵入窃盗被疑者は、わずか8.6%。


ということは、この5分の隙をエクステリアの工夫で与えなければいいのです。




■空き巣が嫌がる家の特徴は?



空き巣が侵入をためらう家には、いくつかの特徴があります。



・外構にセンサーライトがある


人感でパッと灯りがともるセンサーライトは、空き巣にとって大敵。

外から侵入している姿を照らされて、「あのお宅、冬の間は留守のはずなのになぜ灯りが?」と、近隣の注意喚起も促します。


仮に滞在しているシーズンだったとしても、全員屋内にいるのに、急に庭や玄関先で灯りが点いたら不審者が侵入しようとしている可能性を示唆しているようなもの。


また暗くなると自動的に灯りが点く家も、屋内に人がいることを示すため、空き巣が嫌がります。



・オープン外構


囲いの少ないオープン外構の場合、侵入しようとしても近隣から丸見えになるため、空き巣は忌避する傾向があると言われています。


ただし、実際に暮らし始めると、やっぱりクローズドな外構のほうが落ち着く……という声も最近は増えているようです。


防犯性と快適なエクステリアは表裏一体ですので、この点は自分の好みと要望をエクステリアのプロにうまく伝えましょう。


オープン外構とクローズド外構の良いとこどりの「セミクローズド」タイプもおすすめですよ。


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空き巣が嫌がるお庭とは?いまやお庭にも防犯性が求められる時代です!
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・玄関のダブルロック


空き巣が嫌がる家の特徴の一つに、「玄関から侵入しづらい」ということが挙げられます。


その代表が、ダブルロックの玄関。


こじあけるのに時間がかかるので、ダブルロックがついている……という見た目だけで、諦めさせる効果が期待できることでしょう。



・砂利が敷いてあるお庭


コンクリートのようなフラットな舗装と違って、砂利はその上を歩くだけで音がします。

空き巣にしてみれば、現在侵入中と、知らせているようなもの。


一般的な砂利に比べると、歩いた時に大きな音が鳴るように加工された「防犯砂利」というものもあります。


なかには、掃除機や夕立と同じレベルの音を立てる商品も。

不審者対策にはうってつけですが、ふだんの生活でも音が鳴るのは変わりないので、ご近所迷惑にならないように、採用はプロの意見を仰いだほうが安心です。



・ゲートやシャッターがある駐車スペース


自動車はスマートキーだから大丈夫!と安心していたら大間違い。

実は盗難技術は進化しており、玄関に置かれたスマートキーから発信されている電波を受信して、車を解錠する手口も増えています。


また車に通っているCANという配線を経由して自動車のシステムに侵入し、解錠する手口もあります。


見えない電波からアタックされては手の打ちようがない……と諦めるのは早計。

フェンスやゲート、シャッターといったエクステリアのアイテムで、物理的に愛車を守りましょう。

敷地の境界を示すという点でもメリットがあります。




■良かれと思っていたのに失敗した……こんなエクステリアには要注意!



防犯効果があると思っていたのに、かえって空き巣の思うツボ!というエクステリアの失敗例もあります。



・高い塀を巡らせる


空き巣から家を守るには、とにかく高い塀で家を囲って見えないようにしてしまえばいい、と考えがちです。


しかし空き巣は、隠れて作業ができる環境を好みます。

高い塀は近隣からの目隠しにもなり、空き巣が侵入しても塀の内側で何が行われているか、外から気づくことができません。


敷地内に暗がりをつくることにもなるので、在宅していても、空き巣の存在に気づきにくい可能性もあります。



・バルコニーなど2階に上がる足場がある


空き巣は給湯器や雨樋や物置、庭に置かれた脚立など、さまざまなモノを足場にして2階から侵入する傾向があります。


カーポートを設置するのなら、2階への足場にならないように配置をうまく考えましょう。

テラスの屋根も同様です。


またバルコニーは空き巣にとっては身を隠す格好のスペースに。

ガラスをくり抜くような作業がしやすくなってしまうので、近隣から見えづらいバルコニーの場合は、目立たずに侵入できてしまいます。




■プライバシーの確保も防犯対策もしたい。

さらにデザインも美しく……そんなエクステリアは天照にお任せください!



空き巣は防ぎたい、かといって近隣から丸見えというのも落ち着かない……というのは、もっともな話。

防犯性だけを追求しようとしても、快適な住まいにはなりません。


エクステリアには防犯性だけでなく、デザインや機能性、安らぎといった総合性が必要です。


天照は軽井沢や群馬県を中心に外構工事を手掛ける、エクステリアのプロフェッショナル。

軽井沢での施工にも対応しており、一般よりも高いと言われ地元業者とは異なり、適正価格でお客さまのご要望にしっかりお応えします。


軽井沢らしい落ち着きのあるエクステリア・デザインに定評があり、豊富な経験をもとに、防犯性・デザイン・機能性のバランスのよい提案を得意としております。


予算とご要望をすりあわせながら、最適なご提案をいたしますますので、まずはざっくばらんにご要望をお話しください。


エクステリアだけでなく、お庭づくりや外壁塗装、別荘のリフォームや新築など幅広く対応しています。どうぞお気軽にご相談くださいね。