皆さん、こんにちは。群馬県利根郡を拠点に外構・エクステリア工事を手がける株式会社天照です。
標高約1,000mに位置する軽井沢は、夏は避暑地として人気を集める一方で、冬は氷点下10度を下回ることも珍しくない厳しい寒さに見舞われる地域です。別荘やセカンドハウスをお持ちの方、移住を検討されている方にとって、冬の寒さ対策と光熱費の高騰は大きな課題となるでしょう。
とくに、近年のエネルギー価格の上昇によって、軽井沢での冬の暖房費は都心部の2倍以上かかることも珍しくありません。しかし、適切なリフォームを施すことで、室内環境を快適に保ちながら光熱費を大幅に削減することが可能になります。
本記事では、軽井沢の冬を快適に過ごすために、光熱費削減につながるリフォームを7つご紹介します。初期投資を抑えられるものから、長期的な省エネ効果が高いものまで、幅広くご提案いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
■軽井沢の冬を快適に過ごす。暖房効率をUPさせる効果的なリフォーム7選!

◆1. 窓の断熱リフォーム:最も効果的な省エネ対策
住宅内の熱の約30〜40%は、窓から逃げていくといわれています。とくに軽井沢のような寒冷地では、窓の断熱性能向上は最も効果的な省エネ対策といえるでしょう。
・内窓(二重窓)の設置
内窓の設置は比較的短期間で施工でき、費用対効果が高いリフォームのひとつです。断熱性能が格段に向上し、結露の防止にも効果的で、カビの発生を抑えることにもつながります。補助金制度を活用できる場合もありますので、お気軽にご相談ください。
・高性能ガラスへの交換
高性能ガラスへの交換も、断熱効果を高めるのに効果的です。とくにトリプルガラスは軽井沢のような寒冷地に最適で、断熱性能は通常の単板ガラスの約4倍にもなります。既存のサッシをそのまま利用すれば、コストを抑えながら断熱性能を高められます。
◆2. 床下断熱の強化:足元から温かく
冬の軽井沢は地面からの冷えも厳しいため、床下断熱の強化は快適性の向上に直結します。床下に発泡ウレタンや高性能グラスウールなどの断熱材を施工することで、足元の冷えを解消することが可能です。また、床暖房を導入している場合は、断熱性能を高めることで暖房効率が上がり、光熱費削減効果も期待できます。
施工方法は、床下に潜って断熱材を設置する方法と、床材を一度剥がして施工する方法があります。既存住宅の場合、床下に潜れるスペースがあれば低コストで施工できる場合が多いです。
◆3. 壁の断熱リフォーム:室温を保つ
室内の熱の約20〜30%は、壁から逃げるといわれています。外壁と内壁の間に断熱材を充填する、または外壁側に断熱材を貼り付ける外断熱工法を採用することで、室内の温度を保ちやすくなります。
・充填断熱工法
既存の壁を残したまま壁内部に断熱材を吹き込む方法で、比較的工期が短く、住みながらの施工も可能なケースがあります。
・外張り断熱工法
外壁の外側に断熱材を貼り付ける方法で、断熱効果が高く、結露のリスクも低減できます。外壁の張り替え時期と合わせて行うと、効率的かつコスパよく施工が可能です。
◆4. 天井・屋根の断熱強化:暖かい空気を逃がさない
暖かい空気は上昇するため、天井裏に断熱材を追加する、または既存の断熱材を高性能なものに交換することで、暖房効率を大きく改善することが可能です。天井裏に十分なスペースがある場合は、断熱材を敷き詰めるだけの簡単な工事で済む場合もあります。吹き込み式の断熱材なら隙間なく施工できるため、より高い断熱効果が期待できます。
◆5. 高効率暖房設備への更新:省エネと快適性の両立
古い暖房設備を最新の省エネ機器に更新することで、光熱費を大幅に削減できます。
・エコジョーズ(高効率ガス給湯暖房機)
従来の給湯器と比べて約15%の省エネ効果があり、ガス料金の削減につながります。床暖房や浴室暖房との組み合わせも可能です。
・エアコン(寒冷地仕様)
最新の寒冷地エアコンは、外気温がマイナス15度の環境でも十分な暖房能力を発揮することが可能です。従来機種と比べて約30%の省エネ性能をもつモデルもあり、補助暖房としても有効です。
・蓄熱式暖房機
蓄熱式暖房機とは、夜間の安い電力で蓄熱し、昼間に放熱する暖房機です。電気代の削減効果が高く、軽井沢のような寒冷地にも適しています。
◆6. 玄関ドアの交換:冷気の侵入を防ぐ
玄関ドアは冷気が入りやすい箇所であるため、断熱性能の高い玄関ドアに交換することで、玄関周りの寒さを大きく改善できます。最新の断熱ドアは、複層構造によって高い断熱性能を実現しています。また、気密性も向上しており、隙間風を防ぐことも可能です。玄関の断熱性能や気密性能が向上すると廊下全体の温度も上がり、家全体の快適性が向上します。
◆7. 太陽光発電システムの導入:光熱費をさらに削減
断熱リフォームで光熱費を削減したうえで、太陽光発電システムを導入すれば、さらなる光熱費削減が実現します。軽井沢は晴天率が高く、冬でも日照時間が確保できるため、太陽光発電に適した地域といえます。
発電した電力を自家消費することで電気代を削減するのはもちろん、余剰電力を売電することも可能です。蓄電池と組み合わせれば停電時の備えにもなり、安心感が高まります。
軽井沢の気候を熟知した弊社なら、安心して快適に暮らせる住環境づくりに最適なプランを提案できます。ぜひお気軽にご相談ください。
■リフォームの優先順位と費用対効果

快適な住まいのためにリフォームを検討していても、すべてのリフォームを一度に行うのは予算的に難しい場合もあるでしょう。効果的なリフォーム計画を立てるためには、優先順位を考えることが重要です。
◆第1優先:窓の断熱リフォーム
窓は最も熱が逃げやすい箇所であるため、窓の断熱は最も費用対効果が高いリフォームであるといえます。内窓の設置なら比較的低予算での施工が可能で、即効性もあります。
◆第2優先:床下・天井の断熱強化
床下と天井の断熱を強化することで、家全体の保温性能が大きく向上します。
◆第3優先:暖房設備の更新
窓や床、天井などの断熱性能を高めたうえで、効率的な暖房設備に更新すれば、光熱費削減効果が最大化されます。さらに、断熱と暖房設備の最適化が完了したら、太陽光発電の導入を検討するのも方法のひとつです。
◆補助金制度の活用
省エネリフォームには、国や長野県、軽井沢町などから補助金が出る場合があります。「こどもエコすまい支援事業」や「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」など、活用できる制度をチェックしておきましょう。
補助金の申請には条件があり、施工業者の登録が必要な場合もあるため、リフォーム計画の初期段階で専門業者に相談することをおすすめします。
軽井沢の気候を熟知した弊社なら、安心して快適に暮らせる住環境づくりに最適なプランを提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
軽井沢の厳しい冬を快適に過ごしながら光熱費を削減するには、適切なリフォームが不可欠です。窓や床下、壁、天井の断熱強化、高効率暖房設備への更新、玄関ドアの交換、太陽光発電の導入など、段階的にリフォームを進めることで、快適性と経済性を両立できるようになります。
初期投資は必要ですが、光熱費の削減によって数年から十数年で回収できることも多く、長期的に見れば大きなメリットがある場合も多いです。また、断熱性能の向上は、夏の冷房効率も高めるため、年間を通じて省エネ効果が期待できます。
軽井沢での快適な暮らしを実現するためには、まずは専門業者に現地調査を依頼し、お住まいの状況に最適なリフォームプランを提案してもらうことから始めてみてはいかがでしょうか。適切なリフォームで、寒さに悩まされることなく、軽井沢の美しい冬を存分に楽しめる住まいを手に入れましょう。
■株式会社天照の強み

弊社は群馬県利根郡を拠点にしており、群馬県全域・軽井沢での施工実績が多いため、地域の気候や地質などの特徴を把握しております。ゲリラ豪雨への万全な備えは、地域の気候・地形を熟知したプロの設計と施工から始まります。
群馬県・軽井沢を中心に実績豊富な【株式会社天照】では、以下のような強みを活かして、住宅・別荘・商業施設の安全と快適性を守っています。
・ていねいなヒアリングと現地調査
お客様のご希望やお悩みをじっくり伺い、現場の状況を踏まえた最適なご提案を行います。些細なご相談でもお気軽にお話しください。
・CADによる分かりやすい設計図面
設計内容を視覚的に確認できるので、完成イメージが明確になり、安心してご依頼いただけます。
・高品質な施工力
外構・内装ともに経験豊富な職人が在籍し、見た目はもちろん、耐久性や機能性にも優れた仕上がりを実現します。
・外構から内装までトータル対応
排水・勾配・擁壁などの屋外工事はもちろん、室内の補修やリフォームも一括で対応可能です。施工窓口を一本化できることで、時間・コスト・手間を大幅に軽減できます。
「外も中も、安心できる住まいにしたい」
弊社は軽井沢での施工実績にも定評があり、設計から施工までワンストップの一貫対応が可能です。金額が高いといわれる地元の業者とは異なり、適正価格でお客さまのご要望に精度高くお応えします。
軽井沢を象徴する野趣ある浅間石(https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/153181)を使った外構工事も実績があるので、軽井沢の風情を宿したデザインもぜひお任せください。
エクステリアはもちろんのこと、別荘のリフォームや新築、お庭のメンテナンスなど幅広く対応していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
天照が手掛ける古民家再生プロジェクト

