気持ちの良い時期になりました。植物もどんどん成長して、ちょっと前までは寂しかったお庭やアプローチも緑豊かに潤うことになることでしょう。
ただし良いことばかりではありません。成長するのは好みの植物だけでなく、雑草も同様。
いくら抜いてもキリがなく、そのうちイヤになって草がボウボウに……ということにもなりかねません。
今年こそ雑草との闘いに決着をつけましょう!
今回は失敗しない雑草対策をご紹介します。
■雑草が成長しやすいのは6月~7月
雑草は一年草と多年草という種類に大別されます。
一年草は冬に枯れますが、多年草は越冬して数年間にわたり生え続けます。この多年草は一度枯れたように見えても、根は生きているので要注意。翌年また生えてきてしまいます。
雑草は3月に発芽し、雨の多い6〜7月にぐんぐん成長します。したがって3月にがんばって芽を摘んでも、夏に成長するので元のもくあみ。抜本的な対策が必要となります。
■失敗しがちな雑草対策は?
雑草対策にはさまざまな方法がありますが、やり方を間違えると効果が得られなかったり、さらに状況を悪化させてしまう可能性も。まずは、よくある失敗例を知っておきましょう。
1つ目は、砂利敷き。雑草対策としてポピュラーな方法と思われがちですが、実は場所や使い方を間違えると、前よりもお手入れが大変になってしまいます。
基本的に砂利を敷いても、その間から雑草が生えてくることには変わりません。
また落ち葉が多いところを砂利敷きにすると、落葉の時期は葉っぱの掃除が大変。ゴチャゴチャとした汚らしい印象になってしまいます。
また石は蓄熱する性質をもつので、シンボルツリーなどを砂利で囲むと熱で樹木が傷んでしまうのでご用心を。
2つ目は最近人気のウッドチップ。手軽で見た目にもナチュラルな雰囲気ゆえに人気を博していますが、こちらも砂利と同じく隙間から雑草が生えてきてしまいます。
落ち葉の掃除は砂利よりも大変。また冬場は虫が集まりやすいので、結果としてお庭の木々や植物に悪影響を与えるケースもあります。
3つ目は、塩。安価でお手軽な方法ですが、塩は雑草だけでなくほかの植物にもダメージを与えてしまいます。また雨が降ったら塩分を含んだ水が近隣のお庭に流れて、迷惑をかけしまうことも。このような塩分を含む雨水は建物の基礎や土中の配管も傷めかねないので、塩はNGと心得てください。
■正解は雑草が生えない状態をつくること
市販の除草剤も効果はあるものの、結局、毎年作業しなければならないことに変わりはなく、人体への影響も気になるところ。
雑草に煩わされる時間を減らすのではなく、「なくす」ことを考えましょう。
おすすめなのは、「コンクリート舗装」。けれどもコンクリートは味気なくて……と思われるようでしたら、色付きのコンクリートブロックを組み合わせてあたたかみを出すとよいでしょう。
そのほかには以前ご紹介した「人工芝」(https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/131579)もおすすめ。人工芝の下に防草シートを敷いておけば、雑草対策も完璧です。
■安心して暮らせるお庭づくりは、天照にお任せください!
夏になったら雑草は成長しきってしまい、根を張って引き抜くのがやっかいになります。対策を講じるのなら、夏を迎える今の時期がベスト!
みなかみ町に拠点を置く天照では、暮らしを快適にするためのさまざまな外構工事に対応しています。
地元の気候風土やエリアの特徴を知り抜いているので、見た目の美しさだけではなく、メンテナンスも考慮した実用的なご提案に定評があります。炎天下での雑草抜きはもうウンザリ!と思われる方や、雑草との闘いに疲れ切ってしまった方は、ぜひご相談くださいね。