家の顔でもある外構、自分にぴったりのタイプはどれ?

道を歩いていると、当たり前のように目に入ってくる住宅の数々。素敵だな、と思える家があったら、それは外構デザインがしっかり計画されているおかげです。

外構デザインは家の表情をつくるだけでなく、暮らしに潤いや便利さをもたらし、さらには防犯や安全性の確保にもつながる大切なもの。


家づくりの際は、とかく間取りやインテリアに気持ちが向かって外構まで及ばず、せっかく新居ができたのに、外から見ると貧弱な体を晒しているようで恥ずかしい……という失敗談も多々あります。

あるいは家自体が古びてきても外構のリフォームを行えば、見違えるように気持ちよくなる効果があります。


ただし外構デザインにはいくつかのスタイルがあり、自分にぴったりのタイプを選ぶことが第一歩。今回は外構デザインを決めるノウハウをご紹介します。




■外構スタイルを決める前に知っておきたいこと



外構とは、フェンスや門、アプローチ、カーポート、植栽など、家の外にある構造物のことを示します。


外構をどのような雰囲気にするか考える上で、いくつかのキーポイントがあります。

まず1つは、住まいや周辺環境に合わせたトータルコーディネートが必要であるということ。和風の家に対してレンガを使うようなアンティーク風の外構はミスマッチですし、まわりの住宅から悪目立ちするのも控えたほうがよいでしょう。


2つ目のポイントは、室内からの眺めも考慮すること。たとえばお庭の眺めを楽しもうとデッキに出ても、フェンス越しにカーポートや車が視界を占めたら興ざめですよね。またお庭を軽やかな植栽で構成したのに、その先に武骨なブロック塀が見えたら台無し。このように外構は、内外のつながりをあわせて考えるものと心得ておきましょう。


3つ目のポイントとしては、暮らしやすさが挙げられます。例えばベビーカーやご年配のご家族向けには、足元がすべりにくい素材を使ったりアプローチをスロープにするのも手です(https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/135877)。また買い物帰りに雨に濡れないように玄関のアプローチにテラス屋根を設けるなど、外構デザイン次第で生活は格段にラクになるのです。




■開放的でのびのび暮らせるオープン外構の魅力とは?



外構デザインへのこだわりが暮らしの質を左右することはわかったけれども、決めることが多すぎて前へ進めない、という方も多いことでしょう。

その場合は、3つのスタイルの外構デザインから1つを選び、それを元に自分好みにアレンジするのがおすすめです。

その基準は、外に対してオープンか、クローズか、あるいはその中間か、というものです。


まず「オープン外構」は道路に対して閉鎖的にしないスタイル。とはいえ、すべてをあけっぴろげにするというわけではありませんのでご安心を。プライバシーを守りたい箇所はシンボルツリーや低い植え込みなどで目隠しをします。


オープン外構がおすすめなのは、近隣に溶け込み良質な景観をつくりたいという志をもっている方。道行く人にも家・庭を楽しんでもらおうという、欧米的な発想のスタイルです。外構費用が比較的抑えやすいというメリットもありますよ。


ただしオープンな分、セキュリティが不安と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし不審者は身を隠せる場所を好み(https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/1397390)、かえって高い塀などはご近所の目も届きにく、防犯面で不利という意見もありますので、見晴らしがよいほうが安全性を確保できると考える方にはおすすめです。


もしオープン外構でも万全の体制を取りたいのなら、人感センサーによる自動点灯照明を設置すれば、不審者が近いても照明が付いて相手も驚くので防犯効果が期待できます。防犯カメラも安心の一助となることでしょう。




■プライバシーをしっかり確保するクローズ外構がおすすめなケースは?



あくまで通行人や近隣の視線を避けたいという場合には、比較的高い塀や生垣を設けて外からの視線を遮る「クローズ外構」を選びましょう。


近隣に対しては多少閉鎖的な印象を与えてしまいすが、プライバシーの確保という面ではずば抜けています。また庭に向かって道路があるけれども、BBQや家キャンプなど、思うきり庭で遊びたいという人にもおすすめです。さらには、洗濯物を天日干ししても見られることがないので安心。また小さなお子さんやペットが庭で遊んでいても、道路への飛び出しを防げる効果があるのもうれしいですね。


一方でクローズ外構はオープン外構に比べるとコストがかかることや、狭い敷地では圧迫感が生じたり風が抜けにくいこと、そして不審者が隠れやすい可能性もあることには留意しましょう。




■オープン+クローズのいいとこ取りのセミオープン外構も!


オープン外構もクローズ外構もそれぞれ良し悪しがあって決められない……という場合は、両方のいいとこ取りをする「セミオープン外構」という手もあります。


フェンスも、ルーバーや間を透かせて張った板塀のような抜け感のあるタイプを用いれば(https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/132312)、圧迫感をもたらさずに程よくプライバシーやセキュリティを守れます。

さらにフェンスにつる性の植物を絡めると街並みに潤いをもたらし、近隣からも好感をもってもらえます。


気になる費用感はオープン外構もクローズ外構の中間あたり。

注意したい点としては、オープン・クローズどっちつかずになりがちで、結局プライバシーやセキュリティの面でも中途半端になりかねないので、外構のプロにアドバイスを仰ぐことが大切です。




■選ぶべきはどのタイプ? 天照なら最適なアドバイスが可能です!



3つの基本スタイルをご紹介しましたが、選ぶべきタイプは、立地や近隣の雰囲気、敷地の広さや庭・玄関の位置などで変わってきます。


もし迷われたらお気兼ねなく、みなかみ町に拠点を置く天照にご相談ください!

地元の気候風土やエリアの特徴を知り抜いているので、セキュリティやメンテナンスとともに、快適さも考慮した実用的なご提案が可能です。


ひと口にオープンスタイル・クローズスタイルといっても、さまざまな手法や素材の選び方がありますので、まずはお問い合わせくださいね。

素敵に住み続けることができるオンリーワンの外構なら、天照にお任せください!