北欧風の外構の特徴とは?おしゃれな北欧風の外構に仕上げるコツを解説します!

どこか外国のような情緒が漂う軽井沢。そんな自然豊かな風景に惹かれる人は多いことでしょう。

それもそのはず、避暑地としての軽井沢の歴史は、明治時代に外国人宣教師が訪れ、美しい自然と気候の素晴らしさに感銘を受けたことに始まります。


北部に浅間山を含む雄大な自然が広がるだけでなく、また別荘地や住宅地も豊かな自然林が残っており、涼しく清らかな風土は多くの人々を魅了してきました。


そんな軽井沢にぴったりなエクステリアが「北欧デザイン」です。

インテリアではもはや定番となりつつあるスタイルで、自然の温もりを宿すシンプルで洗練されたスタイルが人気を博しています。

もしお住まいのおうちが北欧風でなくても、エクステリアをアレンジすることで、北欧テイストの佇まいにブラッシュアップすることが可能。

今回はエクステリアをおしゃれな北欧風に仕上げるポイントを紹介します。




■北欧風の外構とは? 共通する特徴


北欧とは、スウェーデンやフィンランド、ノルウェーなどのヨーロッパ北部地域のこと。

長く厳しい冬を乗り切るために、おのずと温もりのある色使いや、木にはじまる自然素材を多用した心地よいデザインが生まれました。

北欧と聞くとあまりにも日本から遠くてかけ離れて……と思われるかもしれませんが、日本との共通点も多々あります。

特にフィンランドは、森林が国土を占める割合が日本と同じように高く、お風呂とサウナが大好き。家のなかでは靴を脱ぐ習慣もあり、木の空間を大切にする民族です。


さて、このような価値観を取り入れた北欧デザインですが、エクステリアのタイプとしては、オープン外構であるのが特徴です。

長い冬でも閉鎖的になりすぎず貴重な夏を開放的に味わいたい、また、周囲の自然に溶け込むような佇まいにしたい、という発想があるようですが、こうした考え方も軽井沢にはぴったりですね。



▼今人気のオープン外構ってどんなスタイル? 目隠しや侵入対策も解説します!

https://www.tensho-co-ltd.com/blog/exterior/160857




■おしゃれな北欧風の外構に仕上げるコツ


では次際に、北欧系のエクステリアに仕上げるためには、どのような点に留意すればよいのでしょう? 場所ごとに具体的に見ていきましょう。



・フェンス

北欧風の外構には、アイアン製のフェンスが使用される傾向が見られます。シックでおしゃれで、ひと味違う雰囲気をもたらすことができます。経年劣化を心配される方には、錆びにくいアイアン風のアルミ製鋳物もおすすめですよ。


アイアンは軽やかなデザインに特徴がありますが、それでは歩道から庭が丸見えになってしまう……と心配な方もいらっしゃいますよね。

そのような場合は、ウッド調の目隠しフェンスを採用するとよいでしょう。木の温もりを醸し出すフェンスを使うことで、エクステリア全体がやさしい雰囲気になります。耐久性を求めるのなら、樹脂製やアルミ製のウッド調フェンスを使うという手も。

またアルミ製でも白い縦格子のフェンスなら、北欧らしいすっきりと爽やかなデザインになります。



・駐車場

北欧風の外構にしたいのなら、駐車スペースを家屋の1階部分につくり、シャッターを設置するビルドインガレージにする方法もあります。

大切な車を紫外線や雨風、雪から守ることができ、車を整備するスペースもつくれます。車が外から見えないので、エクステリア全体の雰囲気を統一しやすいのもメリットの一つです。


シャッターも最近はデザイン性にこだわったさまざまなタイプが出ており、スタイリッシュな見た目にすることも可能です。ナチュラルな白は北欧風の雰囲気を出すのにうってつけ。差し色として塗装をして、北欧らしい青や大胆な黄で遊び心を加えてみるのも楽しいですよ。


ビルドインガレージが難しいようなら、シャッターゲートという選択も。アーチ部分と電動シャッターが一体になったシャッターゲートなら、駐車スペース前に設置するだけで防犯性が高まり、アーチの色や質感で北欧らしさを高めることができます。後付けもしやすく、ビルドインガレージよりもお手頃なのも特徴です。



・門扉

家の顔となる門扉も、エクステリアの大切な要素。手軽にリフォームしやすいので、北欧風のエクステリアにしたいのなら、ぜひ門扉にこだわりたいところです。


素材としては、やはりデザイン性に優れてモダンな印象を与えるアイアンがおすすめ。こちらも耐久性をもたせたいのなら、アイアン風のアルミ製鋳物を使うとよいでしょう。見通しがよい代わりに防犯性が気になる、という方は、玄関まわりに防犯カメラや自動点灯照明を設置しましょう。


ちなみに以前のブログでオープン外構についてご紹介しましたが、外からの視線を塞ぎすぎるエクステリアも、侵入・窃盗犯にとっては隠れやすい場所をつくってしまうことになります。デザイン性と防犯性のバランスが不安なら、軽井沢のエクステリア工事に慣れている業者に相談するとよいでしょう。



・玄関アプローチ

玄関アプローチには、レンガやタイル、石畳などの自然素材を使うと、北欧らしいナチュラルな温もりを演出できます。一つの素材だけで仕上げず、複数の素材を組み合わせてみると、色使いや模様でオリジナル・デザインをつくりあげることができます。

アスファルトを敷いたなかに、アクセントとしてこうした自然素材を用いるスタイルもよく見られます。

自然素材風に仕上げるインターロッキングブロックも、デザインの自由度が高く、かつメンテナンスがラクなので人気ですよ。



・ウッドデッキ

デッキはエクテリアの雰囲気を左右するだけでなく、お茶やお酒を楽しんだり、お子さんの遊び場ともなる、もう一つのリビングです。木製あるいは人工木でウッドデッキにすると、外観に木の温もりが加わり、より北欧らしくなります。


タイル製のデッキも、メンテナンス性がよく高級感を出すことができますが、北欧らしさを演出するのなら、やはり木製がよいでしょう。自然木、人口木それぞれの良さがあるので、迷っている方はプロに相談しましょう。


▼ウッドデッキは屋根付きがオススメ?後付けのメリット・デメリットや費用についてもご紹介

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■軽井沢にぴったりな北欧風の外構は、天照にお任せください!



北欧風のエクステリアにするためには、自然素材を使ったり温かみのある色にするなど、統一感を持たせることが大切です。

これまで紹介してきたフェンス、駐車場、門扉、玄関アプローチ、ウッドデッキなど、すべてをトータルでコーディネートしながらリフォームするのが理想ですが、予算のご都合ですべてを一気に実現するのは難しいこともあるでしょう。


そのような場合は玄関まわりやフェンスなど、目に入りやすい場所から工事を実施していくとよいでしょう。次に手を入れるエクステリアのイメージが沸きやすくなります。


森や湖、川に恵まれ、四季折々の景色を味わえる軽井沢は、北欧の風景や気候に共通するものがあり、北欧風のエクステリアデザインとの相性はばつぐん。住まいを生き生きと、そしておしゃれに引き立てることができるでしょう。


天照は軽井沢での施工実績には定評があり、設計から施工まで一貫対応。一般よりも高いと言われる地元の業者とは異なり、適正価格でお客さまのご要望にしっかりお応えします。


天照の拠点がある群馬県北部は、夏は涼しく、冬は寒さが厳しい気候です。豪雪地帯に指定されているエリアもあり、軽井沢と傾向が似ているので、豊富な経験に基づき、通年のメンテナンス性を考えた堅実で美しいエクステリアをご提案いたします。


エクステリアはもちろんのこと、別荘のリフォームや新築、お庭のメンテナンスなど幅広く対応していますので、どうぞお気軽にご相談くださいね。